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サンタクロースを知っているか


最初はサンタクロースを信じている。やがてサンタクロースは自分の両親であると知る。両親は子供がサンタクロースを信じていると思って夜な夜な枕元にプレゼントを置く。子供はもう気がついているが信じているフリをする。両親もそれに気がついているが、お互いにサンタクロースがいるということにして過ごす。
こういう場合、サンタクロースは事実存在しないと言いたがる人間がいるということだ。サンタクロースはいなくていいだろう。そして誰もがいないという事実に気がついていてもいいだろう。しかしサンタクロースがいるということにすることが嘘であり虚実であると言い張る人がいるわけだ。
しかしこのとき本当にサンタクロースがいると信じている馬鹿者もいる。本当はいないということに気がついていない子供達だ。彼らは事実におどろく。そして嘘を教えられていたと訴えはじめる。
だいたい大人の世界でもこんなようなことをやっている。



2022.05.21