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Laravel9の新規プロジェクトの作成 / インストールとLocal環境の構築
Laravel 9.x インストール
を参考に細かいところを補足しながらという内容になります。
composerの準備とインストール
composerが古いとエラーがいっぱい出てくるので、PHP8.0以上で、comoserは最新にしておきます。
$ php -r "copy('https://getcomposer.org/installer', 'composer-setup.php');"
$ php -r "if (hash_file('sha384', 'composer-setup.php') === '55ce33d7678c5a611085589f1f3ddf8b3c52d662cd01d4ba75c0ee0459970c2200a51f492d557530c71c15d8dba01eae') { echo 'Installer verified'; } else { echo 'Installer corrupt'; unlink('composer-setup.php'); } echo PHP_EOL;"
$ php composer-setup.php
$ php -r "unlink('composer-setup.php');"
インストール
$ php composer.phar create-project laravel/laravel [プロジェクト名/ディレクトリ名]
インストールディレクトリに移動して、サーバーを立ち上げます。
$ cd [プロジェクト名/ディレクトリ名]
$ php artisan serve
デフォルトではhttp://127.0.0.1:8000
で接続可能です。すでにLaravelが起動しているので確認してみましょう。また他の開発とポートがかぶってしまうことがあると思います。そういったときは--host
オプションや--port
オプションで調整します。
デフォルトのlocalhostではなく、その他のIPを指定できます。このIPにローカルのホスト名をあてがうことができると思います。
$ php artisan serve --host 127.0.0.10
ポート9000で立ち上げるときは以下。
$ php artisan serve --port 9000
これでLaravelの骨組みは作成されているのですがvendor
以下ではまだ足りないものがいくらかあったので、composerでインストールしておきます。
$ php composer.phar install
Discovering packagesが出るので、これらを入れておいて損はないと思います。これらは個別に追加する必要があります。以下はsailの例です。
$ php composer.phar require laravel/sail --dev
sailのセットアップをします。
$ php artisan sail:install
ここは無難にmysqlを選びました。
これでsail
が使えるようになります。
$ ./vendor/bin/sail up -d
sail
は先程のartisan serve
よりも恒久的に使えるDockerコンテナを起動します。artisan serve
はPHPのビルトインサーバーだったと思います。(間違っていたらすみません。)いずれにしろsailで開発した方が無難です。sailはlocalhost:80
で立ち上がるので、こちらもポートの変更をしておいた方が無難でしょう。ここでは詳細を割愛しますがdocker-compose.yml
を修正してビルドし直します。sailについての詳細はこちらを参照してください。localホストのWEBサーバー自体は以下の部分を修正すればOKです。
ports:
- '${APP_PORT:-8080}:80'
- '${VITE_PORT:-5173}:${VITE_PORT:-5173}'
詳しくはLaravelのDocker環境の作り方を御覧ください。
スタートキットにLaravel Breezeを使う
ここではLaravelのスタートキッドにLaravel Breezeを利用します。Laravel Breeze
は、面倒な認証機能やフロントエンド開発を含めたプロジェクトを最低限の骨組みだけを容易に構築できるものです。これから新規で作成するプロジェクトだったらBreezeをお勧めします。
Laravel 9.x スターターキット
$ php composer.phar require laravel/breeze --dev