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天城越えと超人論思想


 世の中には全く努力したことがない人がいるのである。その反対に概して金持ちは非常によく努力しているのである。彼等は努力する時間と余裕があり、そのおかげで人並みならぬ努力を豊富に行っているのだ。しかしだ。貧乏人は努力をする機会が全くないのである。私に言わせると努力というこの不思議な言葉は現在は金や時間で代替できる代物であって、努力は金で買えるという真理に尽きるのではないかと思っている。ですから、努力...

2022.08.11

亀のこころは兎のこころ、兎のこころは亀のこころ


 特に気を遣っていることがある。私はある意味で気遣いの名人でもある。気遣いが全くできないガサツな男ですね!と、妻にはよくいわれるが、それでも尚、気遣いの名人を自称する者である。そして、それでも尚気遣わなければならないことがこの世の中にあるのである。何でもかんでも単純な時代は良かった。いや、ひょっとすると単純な時代などなかったのかもしれない。いや、あったのかもしれない。私自身が単純だったということな...

2022.08.01

還元論的自然主義


自然主義なんていう言葉の柔らかさに比べて哲学での自然主義はわりとラディカルだ。人間のこころや意思を含めた一切の自然界 - つまりこの宇宙全体 - の現象は自然科学の方法で説明できるという立場のことだ。雑に言ってしまうとすべては物質の物理現象で成立していると信じているという主義(sm)である。これはつまり翻って、この自然界に対する現象が科学的な説明を一切行えていないということでもある。哲学という物々...

2022.06.27

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両腕で何かを抱え込んで取り押さえなければならない時、胸の筋肉を収縮させて力を入れるわけだけど、最大のパワーを出すためには背中を開くという感覚の方が理にかなってるんですよ。mdas モリリ vr.1.5 (@aonuma_morr) ...

2022.06.09

サンタクロースを知っているか


最初はサンタクロースを信じている。やがてサンタクロースは自分の両親であると知る。両親は子供がサンタクロースを信じていると思って夜な夜な枕元にプレゼントを置く。子供はもう気がついているが信じているフリをする。両親もそれに気がついているが、お互いにサンタクロースがいるということにして過ごす。 こういう場合、サンタクロースは事実存在しないと言いたがる人間がいるということだ。サンタクロースはいなくていいだ...

2022.05.21

The Sidewinder Sleeps Tonite


19歳のときに新宿のタワーレコードでCDを購入して以来、30年間聞き続けているがまだ飽きない。むしろ聴くごとに発見がある。R.E.M.が惹きつけるその魅力は自分でもちょっと分析しづらい。当初R.E.M.の存在は私にとってそれほど大きなものではなかったし、ときにアメリカのヒットチャートに上がっている現代オルタナティブ・ロックぐらいの位置づけだった。 Rock'n onなどでときどきインタビュー記事が...

2022.05.09

性暴力に関して思うこと


性暴力”裁判 被害女性が語った15分のことばを読んで思いたることがいくつかあった。一つは非常に軽度なことで、もう一つは非常に重度な事柄だ。 私達の感覚は人を介して変換されるように出来ている。ある心理学者は転移と呼び、ある心理学者は投影と呼...

2022.04.19

性産業の2022年以降の考察


熱力学の第二法則では「エントロピー増大の法則」というものがあるんですが、物理的な詳細を端折ると、ここで僕がいわんとしていることは、エネルギーの方向性の不可逆性、つまりそのエントロピーが最大になったときのエネルギーが決して元に戻ることがないという法則のことで、ここでは文化の成長がある一定のところで成長が停滞してしまうということを「エントロピー増大の法則」から引用して取り上げたいというわけです。 冷た...

2022.04.05

ネットワークと無


おそらくこの広い宇宙の中には地球と同等の水を蓄え、生物が存在する惑星が存在するとかしないとかいうお話は、あるかもしれないし、ないかもしれないということになる。それ以外に判断しようがないからだ。これは物理的な世界での話だが、これが仮に幽霊の話であってもたいして変わらない。いるかもしれないし、いないかもしれない。有無といういうことを問題にすると、見たことも聞いたことも触ったこともないものは無、つまり存...

2022.02.19

人間の距離・空間・場所


女性と話をする中で非常に不思議に思うことのひとつに「男性の不快さ」いうものがある。私自身は男性だが、街を歩いていて男性自身が不快に思う機会や対象というのは非常稀である。この女性が語る不快さは男性からみれば「本当にそんなことあるの?」といった感想を抱くことになる。女性は(特に若い女性は)街を歩いているだけで不快な思いをすることがたびたびあるということなのだ。 待ち合わせ時に駅前に立っているだけの数分...

2022.01.31